人事転職成功の秘訣~逆質問のポイントと逆質問例40選~

うさぴ

人事への転職を考えているけど、逆質問って何を聞けば良いの?

あべりす

現役人事の筆者が、具体的な質問例も合わせて解説します!

転職活動において、面接での逆質問はあなたが真剣に企業を選び、自身の価値を理解していることをアピールする重要な手段となります。
逆質問が巧妙であれば、あなたの印象はより強固なものとなり、転職の成功に繋がることでしょう。
本記事では現役大手メーカー人事の筆者が、人事転職において逆質問を成功させる戦略的なポイントを、質問例40選と合わせて詳しく解説します!

目次

1. 逆質問の根本的な重要性

転職面接において、適切な逆質問をすることは積極的な姿勢を示し、企業への真剣な興味をアピールする重要な要素です。
また、それを通じてあなたの価値観や仕事への姿勢を相手に魅力的に伝える手段とも言えます。
面接官は逆質問を通じて、あなたが企業に適応しているか、志望度は高いかなど様々なことを確認しているため、たかが逆質問と侮らずしっかり対策しましょう。

2. 逆質問の成功の鍵

2.1 意図を持った質問の選定

逆質問はランダムではなく、あなたの意図を明確に持ったものを選ぶことが大切です。
質問が深く掘り下げられ、相手に考えさせるものであれば、良い印象を残すことができます。

2.2 自然なフローでの組み込み

逆質問は面接の流れに自然に組み込まれるべきなので、無理に逆質問をはさんでテンポを乱すことはやめましょう
ほとんどは最後に逆質問の時間を作ってくれるので、その時に聞くのがベストです。
ただし、一問一答形式ではなく会話形式の面接の場合は、会話の途中で質問していくのも良いでしょう。

2.3 積極的なフィードバックの取り入れ

逆質問の際には、相手の回答に対して積極的なフィードバックを行うことが重要です。
これにより、対話が深まり、相手とのコミュニケーションがスムーズになります。
ただし、フィードバックと言っても面接官の回答を評価するというよりは、回答に関する自身の感想を述べる程度がおすすめです。

3. NGな質問/OKな質問

3.1 NGな質問

下記のような印象が悪くなる質問は、極力避けるのが無難です。
ただし、どうしても聞きたい場合は、表現を工夫するなどしてさりげなく会話の中に挟み込むことをおすすめします。

  • 条件だけを気にしていると思われる質問 (例)細かい福利厚生など
  • リサーチ不足だと思われる質問 (例)創業年数や従業員数など
  • 自信過剰だと思われる質問 (例)リーダーになれるかなど
  • やる気がないと思われる質問 (例)残業や有休消化率など
  • 面接官が答えづらい質問 (例)この面接での自分の評価など

3.2 OKな質問

面接は自分を見られるだけではなく、企業を知る機会でもあるので、シンプルに聞きたいことを聞くことも大事です。
ただし、必ずしも聞きたいことは無い・全て聞き終えた・とにかくアピールしたいという時は、下記のような質問をするのが良いでしょう。

  • やる気をアピールできる質問 (例)活躍している社員の特徴→活躍したい気持ちが伝わる
  • 向上心をアピールできる質問 (例)入社までに勉強しておくこと→スキルアップしたい気持ちが伝わる
  • リサーチしていることをアピールできる質問 (例)HPの○○についてなど→HPを見ていることが伝わる
  • 入社意欲をアピールできる質問 (例)1日のスケジュールなど→入社後をイメージしていると伝わる

4. 逆質問例40選

上記ではOKな質問例をいくつか挙げましたが、上記以外の質問例も知りたいという方向けに、下記にNGではない逆質問の例をまとめました。
是非参考にしてみてください。

  1. “御社の人事チームの文化や価値観について教えていただけますか?”
  2. “御社が人事戦略の立案や実行において、特に重視されるポイントは何ですか?”
  3. “新入社員や従業員の育成・教育プログラムについて、具体的な取り組みを教えていただけますか?”
  4. “チームメンバーとの円滑なコミュニケーションを促進するための仕組みはありますか?”
  5. “御社がこれまでで最も成功したと感じる採用戦略や手法は何ですか?”
  6. “過去の成功事例や課題を通じて、人事チームがどのように変化してきたか教えていただけますか?”
  7. “自身は数字を扱うことが得意なのですが、人事戦略においてデータや分析の活用はどの位されていますか?”
  8. “多様性と包摂性に焦点を当てた人事政策や取り組みがあれば、具体的な例を教えていただけますか?”
  9. “新しいプロジェクトやイニシアティブにおいて、人事チームが果たす役割はどのようなものがありますか?”
  10. “人事戦略の中で従業員のエンゲージメント向上に焦点を当てている場合、どのような手法が取られていますか?”
  11. “労働法や規制の変更に迅速に適応するための仕組みやプロセスは何かありますか?”
  12. “人事評価やパフォーマンス管理のプロセスにおいて、個々の成長を促進するための工夫はありますか?”
  13. “人事チームが直面している課題や困難について教えていただけますか?”
  14. “新しいメンバーがチームに参加した際に、スムーズな統合を図るための取り組みはありますか?”
  15. “リモートワークや柔軟な労働条件の導入に関する方針や経験があれば教えていただけますか?”
  16. “人事部門は技術やデジタルツールをどれくらい活用していますか?”
  17. “採用プロセスや候補者体験の向上に関する最近の変更や改善点はありますか?”
  18. “人事チームが推進しているダイバーシティ・アンド・インクルージョンについて教えていただけますか?”
  19. “人材獲得の際に重視しているスキルや特性は何ですか?”
  20. “社内コミュニケーションの向上を目指すために導入された具体的な取り組みはありますか?”
  21. “人事チームが関与する労働組合や従業員代表団体との関係性について教えていただけますか?”
  22. “人事部門が求める理想的な候補者像やリーダーシップの資質は何ですか?”
  23. “従業員のスキルマトリックスや成長計画の策定において、どのようなアプローチが採用されていますか?”
  24. “人事チームの中でのコラボレーションや情報共有を促進するための手段は何かありますか?”
  25. “人事政策やプロセスにおいて、変化に対応するための柔軟性はどの程度求められていますか?”
  26. “従業員のモラル向上を図るために、行われている特別なイベントや活動はありますか?”
  27. “採用活動や人事プロジェクトにおいて、外部の専門家やコンサルタントと協力することはありますか?”
  28. “人事チームが成し遂げた最も大きなプロジェクトや実績は何ですか?”
  29. “従業員のキャリア開発やスキル向上のために提供されている研修プログラムはありますか?”
  30. “チームの効果的な運営のためにどのようなアプローチが採用されていますか?”
  31. “人事戦略において、柔軟な働き方やリモートワークの促進に力を入れていますか?”
  32. “従業員のフィードバックを集めるために導入されたシステムやプロセスはありますか?”
  33. “人事プロセスのデジタル化や効率化に関する計画や取り組みはありますか?”
  34. “従業員のスキルや能力の評価において、どのようなツールは導入されていますか?”
  35. “人事チームが目指す理想的な組織文化の特徴や要素は何ですか?”
  36. “人事チームが目指す組織の成長戦略において、人材開発はどれくらい重要視されていますか?”
  37. “新しいプロジェクトやイニシアティブにおいて、人事チームが期待される役割は具体的には何ですか?”
  38. “労働市場の変化や人材の動向に対応するために、どのようなリクルーティング戦略が取られていますか?”
  39. “人事チームが目指す人材採用の品質向上のために、どのような取り組みが行われていますか?”
  40. “人事部門として、従業員のキャリアパスや成長に関するサポートをどのようなものがありますか?”

5. まとめ:人事転職成功の秘訣~逆質問のポイントと逆質問例40選~

本記事では人事転職における逆質問に関して詳細を解説しましたが、いかがだったでしょうか。
逆質問は人事転職において成功を収めるための重要な手段であり、その戦略的な活用が求められます。
自分の志向に基づき、相手の立場に立ちながら質問を慎重に選定することが重要です。
逆質問を通じて、あなたの真剣さや適応力を相手に印象づけ、転職活動を成功に導きましょう!

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この記事を書いた人

あべりすのアバター あべりす リーマンブロガー

京都住み20代後半サラリーマン、あべりすです!
(名前の由来はりすに似ていると言われるから…笑)

某ブラック企業から、ストレスフリーを目指して大手ホワイト企業に転職成功!
今はホワイト企業である某メーカー人事として働いていますが、更なるストレスフリーである脱サラ&島移住を目指し、副業としてブログの執筆を始めました!

日々ストレスフリーを追求してきた経験にちなんで、日々の生活を「豊か」に「ストレスフリー」にする情報を発信していきます!

特に日々お金をかけず京都ライフを楽しんでいる経験から、無料で楽しめる京都のスポット紹介を中心にしていきます!

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