はじめに
転職の際は履歴書や職務経歴書を2つとも揃える必要があります。
そこで、本記事ではプライム上場企業の現役人事が、履歴書と職務経歴書の書き方とポイントについて分かりやすく解説します。
ただし、内容は一人一人によって異なるため、下記では簡単な概要と注意点に関してまとめています。
詳細に関しては担当のエージェントに添削してもらいましょう!
目次
履歴書の書き方
1. 履歴書とは
履歴書は、自己PRや職務経歴を伝え、企業にアピールするための重要な文書です。
以下は、履歴書の書き方の基本的なガイドラインです。
2. 書類の形式
- サイズと余白: A4サイズを使用し、余白を適切に保つことで読みやすさを重視します。
- フォントとサイズ: 明朝体やゴシック体など、読みやすいフォントを選び、本文は11~12ポイントが一般的です。
3. 基本情報
- 氏名: フルネームを明記し、カナ表記も添えます。
- 住所: 現住所を正確に記入します。
- 電話番号・メールアドレス: 連絡のつきやすい情報を明示します。
4. 写真
- 証明写真: 肩から頭までのクリアなものを使用し、笑顔で真正面を向くようにしましょう。
- サイズ: 縦4cm/横3cm程度が一般的です。
5. 学歴
- 最終学歴から: 最新の学歴から記入し、学校名・在学期間・専攻を明記します。
- 卒業年月: 卒業・中退した年月を記入します。
6. 職務経歴
- 経歴順: 最新の職歴から過去へと進みます。
- 期間: 在籍した期間を明確に記入します。
- 職位と会社名: 担当した職位とその時務めた企業名を明示します。
- 業績や実績: 具体的な業績や実績を挙げ、数値や事例を交えてアピールします。
- 仕事内容: 業務内容を箇条書きで示し、強調すべきポイントを明確にします。
7. 資格・スキル
- 資格: 保有する資格や取得年月を列挙します。
- 言語スキル: 語学力やITスキルなど、仕事に関連するスキルを記入します。
8. 自己PR
- 簡潔かつ明確に、自身の強みや志望動機を記述します。
- 企業に対してなぜ自分が適しているのかをアピールします。
9. 注意点
- 誤字・脱字: 慎重に校正し、誤字や脱字がないように注意します。
- 嘘はNG: 虚偽の情報は絶対に避けましょう。
職務経歴書の書き方
1. 職務経歴書とは
職務経歴書は、具体的な業務内容や実績を重点的に記載する文書です。
以下は、職務経歴書の書き方の基本的なポイントです。
2. 概要
- 氏名と基本情報: 履歴書と同じく、氏名と連絡先を明記します。
3. 職務経歴
- 経歴概要: 現職およびそれ以前の職歴を時系列で簡潔にまとめます。
- 担当業務: 各職歴ごとに担当した業務やプロジェクトを具体的に記述します。
- 実績と成果: 数値や事例を交え、自らの貢献や実績をアピールします。
4. 構成
- 時系列順: 最新の職歴から過去へと進みます。
- 業績の整理: 業績や実績は箇条書きで明確に示します。
5. スキルや資格
- 保有スキル: 仕事に関連するスキルや資格を明示します。
- 言語スキル: 必要であれば語学スキルも明記します。
6. 特記事項
- 転職理由: これまでの職歴における転職理由があれば簡潔に記述します。
- 志望動機: 応募企業への志望動機も追記します。
7. 注意点
- 冗長さの回避: 重要な情報を抜粋し、冗長さを避けるよう心がけます。
- 事実確認: 職務経歴書に記載する情報は正確であることを重視します。
まとめ : 履歴書・職務経歴書の書き方~ポイントを分かりやすく解説~
今回は履歴書と職務経歴書の書き方についてポイントをまとめましたが、いかがだったでしょうか。
上記のポイントを踏まえながら、自己PRや具体的な業務経歴を明確かつ魅力的に伝えることが大切です。
内容は人それぞれ異なるため今回は簡単な概要のみの紹介となりましたが、内容の詳細は担当の転職エージェントに添削してもらうことをおすすめします!
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