人事に資格はいらない?~人事になるために必要な能力~

人事は資格がなくてもなれるの?何が必要?

資格は不要です!でも必要な能力はあるので解説します!

「人事に資格はいらない」という言葉は、人事の職種において法的な資格が必須でないことを指しています。
筆者自身も人事に関する資格は何もなくても、大手メーカー人事へと転職することに成功しました。
結論、資格よりも大事なのは実践的な能力です。

未経験で人事になれたは良いものの、なった後に苦労するケースも多いため、以下では人事になるために必要な能力について紹介します!

目次

人事になるために必要な能力

1. コミュニケーションスキル

人事の役割は従業員とのコミュニケーションが不可欠です。
面談や日々の業務を通じて、従業員との信頼関係を築くことが求められます。
また、採用業務においては自社の魅力を発信するために、営業職並みのコミュニケーション能力が求められます。
もちろん、コミュニケーション能力が全てではありませんが、人と話すことが嫌いな人は苦に感じることが多々あるという覚悟が必要でしょう。

2. 法務知識

雇用法や労働法に関する基本的な知識を身につけることで、法的な問題に対処できる能力が求められます。
リーガルな問題が発生した際には、適切に対処できるように法務についての理解を深める必要があります。
ただし元々知識を備えておくというよりは、実務を通じて学んでいく姿勢が大事です。

3. 問題解決力

人事の仕事は様々な問題に対処することが求められます。
従業員間の対立やパフォーマンスの向上、組織の調和など、問題解決のスキルが必須です。
トラブルが起きた時に冷静に問題を分析し、適切な解決策を提案できるような能力が必要です。

4. 共感性

人事は従業員の感情やニーズを理解し、共感することが求められます。
自分本位ではなく、他者の立場を理解し感情に寄り添うことのできる人が、周囲と信頼関係を築くことができる人事になれます。

5. 学習意欲と成長志向

人事の仕事は変化が激しい分野です。
法令の変更や人事制度のアップデートに対応するためには、学習意欲と成長志向が欠かせません。
常に新しい知識やトレンドに敏感であることが求められるため、勉強を一切したくないという方には厳しいポイントかもしれません。

6. 組織との協力と連携

人事は組織内での協力と連携が重要です。
他の部署との円滑な関係を築き、組織全体の目標に向けて協力して働くことが求められます。
そのため、特に人事部内でも管理職レベルになると社内ネットワークが重要になってくるため、それまでに人事だけではなく他部署を経験する事も視野に入れると良いでしょう。

7. データ分析力

人事はデータ駆動的な意思決定が求められる職種です。
人事データを分析し、組織の健康状態や効果的な人事戦略を立案できる能力が必要です。
経理や財務ほどではありませんが、数字に対する抵抗感がある方は多少苦戦するかもしれません。

8. マルチタスク処理能力

筆者は過去に営業経験がありますが、シンプルに物を売れば良い営業とは明らかに異なるのが人事です。
もちろんコミュニケーション能力など営業経験が活かされることもありましたが、仕事としての難易度は非常に上がります。
大手企業では分業制を取ることも多いですが、特に中小企業やベンチャー企業では採用から企画、労務まで幅広い業務を同時並行で行うため、数多くのマルチタスクを処理する能力が求められます。

まとめ:人事に資格はいらない?~人事になるために必要な能力~

人事に資格は不要ですが、だからこそ、実践的なスキルと資質が人事にとって重要です。
コミュニケーションスキルや法務知識、問題解決力、エンパシー、学習意欲など、多岐にわたる要素をバランスよく身につけることが、人事としての成功に繋がります。
未経験から人事を目指す方は、上記に挙げた能力を少しでも養ってから挑戦すると良いでしょう。

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京都住み20代後半サラリーマン、あべりすです!

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